On the moon

初登場作品機動戦士ガンダムSEED
メーカーバンダイ
スケール1/100 
マスターグレード
発売2013年5月
完成2021年7月

「機動戦士ガンダムSEED」のデジタルリマスター版制作に合わせて発売されたMGで、初代MGのフルモデルチェンジとなっています。
カラーアレンジのコンセプトは「大人も乗れるストライク」。カラーリングを一部変更しています。

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頭部

頭部は特に手を加えていません。MGなのでアンテナも尖っているので、シャープ化の必要はありません。持ち方を失敗すると指に刺さって痛いので要注意。
平成のファーストガンダムと云われるガンダムSEEDですが、RX78とは似て非なるものになっています。

胴部

外装を付けるとほとんど見えなくなる箇所ですが、シリンダーが在ったので塗り分けました。Mr.METAL COLORクロームシルバーを筆塗りしています。

コックピットは設定通りに開きます。
トップ画像ですでに気付いているかもしれませんが、胸部及び腹部のカラーリングを変更しています。

腰部

腰部

腰のパーツと各スカートです。上から前部、後部、サイドアーマー。

フロント及びリアスカートには外装の隙間から内部フレームが見えるようになっていますが、その箇所のフレームにはガンダムマーカーのシャインシルバーを塗っています。

サイドアーマーは設定通りにナイフ、アーマーシュナイダーが格納されています。

腕部

腕部

肩もスカートと同様にフレームをちら見せする部分には、シャインシルバーを塗っています。

肘のアーマーは、本当はフレームが露出していて色もフレーム色なのですが、好みで白くしました。

肘の可動範囲はご覧の通りで、ほぼ180°曲がります。

脚部

脚部1

フレームと外装が入り組んだ独特な形をしています。脚部は特に手を加えていません。

右の写真は膝を曲げた時に正面から見たもの

膝も可動領域が広く、やはり180°近く曲がります。膝のフレームが可動し、それに追従して膝アーマーも移動し、内部フレームが露出します。

足部

足は前半部分が大きく可動します。そのおかげで膝立ちの時などに接地性が高まります。

左右の傾きはある程度角度を付けられるのですが、狭い範囲だったので、簡単な改修を行いました。

写真右に在る突起状の部分が干渉していたので、写真左のように削り落としました。
この作業によって脚をより内側に倒せるようになり、脚を拡げたポーズもサマになるようになりました。

武装

アーマーシュナイダー

アーマーシュナイダー
折りたたみ式で、平時はサイドアーマーに格納されています。

設定に合わせて刃の部分をガンダムマーカーのシャインシルバーで塗装しました。

イーゲルシュテルン

75mm対空自動バルカン砲塔システム
アークエンジェル搭載のイーゲルシュテルンと同じCIWS(近接防御機関砲)。

バックのグレーの部分と一体化したパーツですが、砲塔部分だけシャインシルバーを塗っています。

GAT-X105 ストライク

付属の水転写デカールを貼り、ツヤ消しトップコートで仕上げて、ストライクVer.RMの完成です。
デカールの貼り位置はある程度取説の例に合わせていますが、一部変更しています。
実はこのストライクはムウ・ラ・フラガ大佐の乗機という設定です。太平洋連合軍から離脱した後の機体なので、連合軍ロゴのデカールは使用していません。
なぜムウの乗機にしたかというと、このストライクはパーフェクトストライクの素体であるからです。

エンデュミオンの鷹

デカールには嬉しいことにムウの二つ名「エンデュミオンの鷹」のエンブレムがありました。
胸部とフロントアーマーに使用しています。
これで名実ともにムウの乗機となりますね。

エールストライカーパック

エールストライカーパック

エールストライカーは大胆に色を変更しています。
完全に好みの問題ですが、白の面積が多いストライクには、白い翼が合うと思い、元々赤だった部分を白く塗り替えてしまいました。
ただそうすると白いデカールが使えなくなるため、貼付例とは位置を変更しています。

その他に天面の一部をシャインシルバーで塗って、多少なりとも情報量を増やしています。

これも仕上はツヤ消しトップコートです。

スラスターノズル

またぱっと見では気付かないスラスターノズルの部分もシャインシルバーで塗装しています。
アクションポーズを取った時にリアの見え方が違ってくるはずです。

エールストライク

フロントビュー

エールストライカーパック装備のストライクの完成写真。ですが、暗いし分かりにくいですね。むう、これは再撮案件だな。


エールストライカー装備の時は、ビームライフルとシールドを携行するのが標準です。また、ビームサーベルも使えるようになります。それらの武装については、次項で。

リアビュー

エールストライクはやっぱり背面を見せないといけませんね。情報量が一気に増えます。

基本付属のデカールを使っていますが、エールストライカーはもう少しデカールを増やしても良かったですね。

エールストライクの武装

ビームライフル

57mm高エネルギービームライフル

ビームライフルとシールドはエールストライカーパックの装備となっています。

もうちょっと塗り分けてもよかった……

シールド

対ビームシールド

対ビームコーティング処理をされたシールド。

このカラーリングについては結構悩みました。
たまたま持っていたSDのストライクガンダム・ストライカーウェポンシステムのシールドを使って色味をチェックして最終的にこのカラーリングに決定しました。ストライクの胸部と同じガンダムマーカーのダークブルーをメインにして黄色の部分を赤に変更したのですが――
完成してから気付いたのですが、この色の組合せってルージュストライクのシールドによく似ていた、というかほぼ一緒になっていました。いや、ほんと、ただの偶然です。
裏側も適当に塗り分けましたが、パイプをシルバーで塗ったところは、今だったらもう少しキレイにできそうです。

また、シールドにはMGには珍しく肉抜き穴が開いていたので、次の工程で埋めました。

シールド先端の裏側には肉抜き穴が。HGには普通にありますが、MGでは珍しいことです。
パテで埋めるのが常道のようですが、私はパテを持っていません。

じゃ、パテの代わりになるものはないかと考え、思いついたのが木工用ボンド。ご存じの方も多いであろう、セメダイン社の黄色いアレです。
肉抜き穴に注入、はみ出した部分は拭き取ります。

十分乾かしてからガンダムマーカーのガンダムレッドで塗装。

上手く穴が埋まり、肉抜き穴が元から無かったかのようになりました。

パテは次にいつ使うか分からないほど、普段から使っていないので、買うのも面倒かつ不経済なので、こういう代替品を考えるのも楽しみの一つです。

最後は、セメダイン社の黄色いアレです。
私は速乾タイプを使いました。


製作記は以上です。ギャラリーページでアクションポーズを取っていますので、そちらもご覧ください。

ギャラリーページ(MGエールストライク Ver.RM)